2015年10月2日(Fri)
933 Views
迫り来る危険!肌年齢のピークはすぐに過ぎてしまいます
肌のお手入れ / 2015年10月2日(Fri) / fine
この記事は約 4 分で読めます。
肌の老化はいつから始まるのか
人間の成長は18歳で止まるといわれています。年齢を重ねても、鍛えることで筋肉をつけることはできますが、生物学的には劇的に成長することは難しいといえます。お肌の曲がり角は25歳、という説もありますが、実際には成長が止まるとされる18歳ごろから、徐々に衰えが始まっていることになります。このことから肌の状態が一番よいピークは、17歳ごろともいえます。
20代に突入したときにはまだまだ大丈夫と思っていても、実際には気づかないだけで老化が進行しています。そしてシミやシワに急に気づくのです。表面に現れたときにはかなり老化が進んでいます。自分が思っているより早い段階から、素肌は危険に脅かされているのです。
スポンサードリンク
常に危険にさらされている肌
肌、特に顔のような常に露出している場所は、日常生活において危険にさらされているといえます。老化を引き起こすひとつの要因に紫外線があげられます。一昔前までは、日光浴は体によいといわれ、小麦色の肌を推進する時代もありましたが、紫外線は最も肌に悪影響をもたらすとされています。
紫外線を浴びると肌を保護しようとメラニンが生成されます。ただ、この作用は紫外線を浴び続けるとメラニンの合成が促され色素沈着を起こし、シミの原因になります。コラーゲンも破壊されて弾力がなくなり、ハリのない皮膚になってしまうのです。これがシワやたるみの原因となります。紫外線は1年中降り注いでいるので、夏場に限らず対策をする必要があります。
肌の乾燥はトラブルのもと
次に肌の老化を進行させるものとして、乾燥があげられます。年齢を重ねるごとに皮膚にあるコラーゲンやヒアルロン酸が減少していき、ハリを失います。それだけでなく近年は冷暖房のよく効く快適な室内で過ごすことができ、それによって乾燥状態にさらされています。エアコンの風にあたったり、湿度の低い快適な部屋で過ごしていると、本来持っている保湿機能が衰えてしまい、保湿機能が効かなくなってしまうのです。住居環境も老化の要因となるのです。加湿器で湿度を調整したり、観葉植物などをおくことも室内環境を整えるひとつの方法です。乾燥していると感じたら、洗顔の後たっぷりと水分を補給し、保湿をこまめにすることが大切です。
スポンサードリンク
style="display:inline-block;width:300px;height:250px"
data-ad-client="ca-pub-7735255586911579"
data-ad-slot="7365722045">
悪い生活習慣の影響も
肌に悪影響を及ぼすものには、食生活の乱れ、生活習慣の乱れもあります。野菜不足といわれる現代人ですが、生野菜や果物には体内の酸化を防ぐ酵素が多く含まれています。体内の酸化は老化につながり、シミやシワの原因になります。偏った食事や過度なダイエットは、肌にも悪影響を及ぼします。吹き出物やかさつきは栄養素が不足していることで起こることもあります。また、細胞は夜寝ている間にリフレッシュして活性化します。女性ホルモンなどによって新陳代謝を促し、皮膚細胞の再生を行っています。夜10時から深夜2時ぐらいの間に作用しているといわれています。ですから、睡眠不足や夜更かしといった生活習慣の乱れも、老化を促進していることになります。
肌の老化現象を防ぐには
このように、老化現象が感じられる30代、40代になってから、急に老化が始まるわけではなく、生理学的な体の衰えとともに、日常生活の習慣からよりいっそう肌の老化が進んでいるのです。同じ年齢なのに、老けて見える人とそうでない人の違いは、生活習慣の違いも影響しているといえます。老化現象をきっちり阻止することは難しいにしても、紫外線対策や生活環境、食生活や生活習慣を見直すことで、老化の進行を緩めることができるのです。40代に入ると、女性ホルモンのバランスも乱れ、さらに曲がり角が訪れます。日頃から皮膚への悪影響を及ぼすものを避け、生活習慣を改善することで、肌年齢に差がついてくるといえます。
スポンサードリンク