<ニキビ跡には種類がある>
ニキビが治っても、跡が消えずに残ってしまうことがあります。
ニキビ跡を大きく分類すると、赤み、シミ、クレーター、の3種類に分けられます。種類によって原因は違いますし、消す方法も違います。
ここでは、自宅でできるケア方法を中心に見ていきます。美容皮膚科でしか対応できないような場合には、どのような治療法があるかを紹介します。
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赤みのあるニキビ跡の消し方
ニキビが治ったあとに、ふくらみは取れても肌に赤みが残ってしまうことがあります。
この場合には、ビタミンC誘導体の入った化粧水が有効です。ただし、化粧水を買ってきて自宅で行うとなると、効果があらわれるまでに時間がかかります。
美容皮膚科などのクリニックでは、肌の真皮層にビタミンC誘導体を送り込ませることができる、イオン導入美顔器を使った治療を受けることができます。肌の奥にある真皮層にビタミンC誘導体が届くことで、コラーゲンが活性化します。
美容皮膚科に行くのが面倒だという場合には、自宅で表皮に成分を浸透させるようにしましょう。クリニックよりも効果は低いですが、美肌、抗酸化、ターンオーバー促進、毛穴引き締め、などの効果で赤み跡が薄くなることが期待できます。
ニキビ跡のシミを消す方法
ニキビ跡にできたシミを消すには、ピーリング剤が効果的です。強い効果のあるピーリング剤は、美容皮膚科などの医療機関でしか扱うことができません。シミの跡だけではなく顔全体の広い面積にピーリング剤を塗布して治療します。
ピーリングは効果が高いですが、薬の影響でかさぶたができてしまうこともあります。治療は一度では終わらず、5?6回ピーリング剤を塗る、冷やす、という治療を受ける必要があります。この治療は保険が使えない自由診療なので、治療費用も高めです。
自宅で使えるような石鹸タイプのピーリング剤もありますが、それよりも週に1?2回使う作用が強いものの方が効果が期待できます。
ただし、効果があるということは、それだけ肌にダメージを与える可能性があるということでもあります。
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ニキビ跡のクレーターを消す方法
ニキビは、白、黒、赤、黄、と症状の段階によって色が変化していきます。黒までは毛穴の中で皮脂が溜まっている状態なので、適切なケアをすれば跡にはなりにくいです。
しかし、赤くなってさらに悪化すると、黄色く膿んだようなニキビに変化します。この状態になると、毛穴が破壊されてしまって開ききったようになり、クレーターになる危険性があります。
クレーターを自己修復するのは、かなり難しいです。
基本的には、美容皮膚科などの医療機関で皮膚再生術のような治療を受ける必要があります。
もしくは、自宅でピーリング剤を使ってケアをする方法もあります。ピーリングで古い角質を落として、新しい皮膚の再生を促します。肌の回復力が正常であれば徐々に治っていく可能性があります。
自宅でニキビ跡を治したいなら
ニキビ跡には、赤み、シミ、クレーターの3種類があることがわかりました。
美容皮膚科など専門の医療機関に頼らずに自宅で治すには、シミやクレーターならばピーリングが有効です。クレーター跡を治すのはかなり難しいですが、ターンオーバーが正常ならば徐々に新しい肌に生まれ変わっていく可能性はあります。
赤みには、ビタミンC誘導体が配合された化粧水が有効です。ただし、ただ顔に塗るだけは肝心の真皮にまで浸透しません。イオン導入美顔器などを使えば真皮層に有効成分を届けやすくなりますが、クリニックでないとうまく届かない可能性もあります。
その場合でも、表皮にビタミンCが入れば、美肌、抗酸化、ターンオーバーの促進、毛穴の引き締め、などの効果が期待できます。
どの治療法を使うにしても、肌のターンオーバーが回復の決め手になります。
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