2015年9月10日(Thu)
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どうしてここだけ?肌の一部が乾燥する原因と対策まとめ
肌のお手入れ / 2015年9月10日(Thu) / fine
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お肌の乾燥は様々な肌トラブルを引き起こしますし、メイクののりさえも悪くしますから、本当にどうにかして解消したいと思う人が多いものです。
しかし保湿化粧水と書かれたケア用品や、保湿力に優れた成分を配合していると言う化粧品を使っても、中々改善されないと言うこともよくあります。
自分に合う化粧品などないのではないかと言う方も多いようですが、放置すれば乾燥肌は進むばかりですから、本当の乾燥肌のケア方法と化粧品の選び方を知っておきたいところです。
お肌が乾燥する主な原因は
しかしなぜ肌の乾燥が起こるのかと言うと、そこには様々な原因が潜んでいます。
肌は真皮層にコラーゲン線維が網目状に張り巡らされており、隙間を埋めるようにヒアルロン酸が存在します。
さらに線維と線維のつなぎ目にはエラスチンが存在することで肌はハリとツヤを保つことができるのですが、肌が乾燥すると一気にバランスが崩れ、シワやたるみの原因となります。
乾燥する大きな原因は加齢によるものですが、これは線維芽細胞で産生されるコラーゲンやヒアルロン酸の量が減ってしまうからです。
もう一つ大きな原因を挙げるとすると、紫外線による肌へのストレスが挙げられます。
紫外線は肌の細胞内に活性酸素を生み出し、コラーゲン線維を破壊してしまいますから、肌の乾燥は進む一方です。
他にもストレスや間違ったスキンケア、肌への刺激などによって肌は乾燥していくのです。
間違ったスキンケアというのはここ最近問題とされており、脂性だから乳液やクリームを使わない、化粧水は叩き込むように肌に浸透させるという認識です。
化粧水は肌に水分補給をするためにも必要ですが、乳液は肌の2%を占める皮脂を補うために必要不可欠です。
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乾燥したらどのようなスキンケアが良い?
もしもあなたが今乾燥肌で悩んでいるのなら、正しいスキンケア方法を身につけてください。
正しいスキンケアは化粧品をつける順番を守ることから始まるのですが、その一つが洗顔です。
クレンジングには種類があり、オイルタイプはメイクを落とすのに最適ですが皮脂を奪ってしまいますし、ミルクタイプはメイクの落ちが悪いのですが皮脂は守られます。
あなたの肌室にあったクレンジングを選ぶことが大切ですから、乾燥肌の方はできるだけ皮脂を失わないミルクタイプやジェルタイプを選ぶといいでしょう。
それから洗顔はたっぷりの泡で包み込むように洗うと、摩擦が生じませんから、肌に刺激となりません。
化粧水は保湿化粧水などを選び、またヒアルロン酸やコラーゲンなどが単体で含まれているものではなく、いくつかの種類が組み合わさった化粧水を選ぶといいでしょう。
乾燥肌の方は水分量が足りませんので、化粧水は多いと思うくらいつけてかまいませんし、もしつけた後でまだ乾燥している部分があるなら化粧水を部分的に重ねづけしてください。
乾燥肌で必要なスキンケアはとにかく水分を補給し、油分でふたをして蒸発を防ぐことです。
乾燥肌にお勧めのクリーム・美容液の特徴
乾燥肌の方はクリームや美容液にもこだわってみて欲しいのですが、どのようなクリームや美容液がいいのかというと、水分だけではなく皮脂も補ってくれるものです。
脂性肌だと思っている方に多いのが、隠れ乾燥肌という肌質なのですが、肌は乾燥すると今ある水分量を守ろうとして余計に皮脂を分泌します。
その皮脂を取ろうと洗顔を続けていくと、より乾燥は進み、肌は荒れやすくなってしまうのです。
ですからクリームでしっかり肌の油分を補給し、化粧水や乳液、美容液で補った水分を守ることが大切です。
美容液についてですが美容液は乳液の後につけることが望ましく、また肌の悩みによって使い分けることも良いです。
乾燥肌に悩むなら保湿美容液を肌全体に、あるいは乾燥が最も目立つポイントにつけることが良いですし、他にもくすみやニキビ対策など、様々な悩みにあわせて使い分けると良いでしょう。
ニキビの中には乾燥からできるものもありますから、美容液でしっかりケアしてあげることは重要なことなのです。
ですから美容液は保湿系と悩みにあわせたポイント美容液を、クリームは蒸発を防ぐことができるタイプを選びましょう。
まとめ
乾燥肌対策は一夜でできるものではありませんし、できたとしても応急処置のようなものです。
この乾燥肌に立ち向かうために必要なことは、正しいスキンケアと乾燥肌に適した化粧品を選ぶことと言えるでしょう。
もしもあなたが今、乾燥肌で悩んでいると言うのであれば、まずは洗顔から見直してみてください。
洗顔はスキンケアの基礎ですから、乾燥肌を改善できるか、予防できるか左右することになります。
そして化粧水、乳液、美容液、クリームそれぞれの役割をしっかり把握し、感想肌に合ったケア用品を選ぶことです。
現在は保湿に特化した化粧水や美容液が販売されていますし、クリームや乳液も水分を逃さず皮脂を補うタイプがあります。
美容液も保湿だけにこだわらず、乾燥から来るニキビやシワ、シミなど年齢肌に適したものを選んでみるといいでしょう。