2015年12月20日(Sun)
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かゆみを伴う肌のざらざら・・・それセラミド不足かもしれません
肌のお手入れ / 2015年12月20日(Sun) / fine
この記事は約 4 分で読めます。
<かゆくてたまらない乾燥やざらざらな質感の原因とは>
秋冬の乾燥の季節になるとかゆい方、かゆみを我慢できずにかきむしって傷つけてしまう方、ざらざらしてくすんでしまう方、これらは乾燥による角質のトラブルが原因として考えられます。
肌がかゆかったり、ざらざらした状態ではスキンケアにいくら油分たっぷりのクリームやオイルを使って保湿しても効果がないどころか、症状をさらに悪化させてしまうケースもありますので注意が必要です。
セラミドが持つ成分はこういった肌トラブルの改善に効果が期待できます。
セラミドはコラーゲンやエラスチンなどとは違い化粧品で角質層にダイレクトに取り込むことができる成分なので、積極的にスキンケアに取り入れていくことがおすすめです。
そうすれば、秋冬でも乾燥してかゆい状態とお別れしてみずみずしい状態が維持できます。
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肌のざらざらの原因は角質層にある
スキンケアをいくらしてもざらざらして乾燥が取れない・・・という悩みを持つ方が増えていきます。
乾燥の原因になるのは空気の乾燥、エアコンなどの空調の風が当たることなどの外的要因の他にも、ストレスで皮脂の分泌量が減少したこと、紫外線に当たりすぎて肌が炎症を起こしてしまうこと、睡眠不足でホルモンバランスが乱れてしまうことなどさまざまな内的要因も原因になります。
乾燥やざらざらを改善するためにはまずはこうした生活習慣の乱れを解消する必要がありますが、それ以外にできるのがスキンケアによる角質層への効果的なお手入れです。
角質層の成り立ちを知る
私たちの肌の角質層はわずか厚さ0.02ミリほどしかありません。
その角質層には肌細胞が並んでいて、そのブロックのように並んだ細胞の隙間を埋めるように存在しているのが細胞間脂質です。
この細胞間脂質の多くを占める成分がセラミドです。
細胞間がこのセラミドでしっかり満たされている状態では、肌はしっとりとうるおい、外的刺激からの抵抗力も高く健康な状態でいることができます。
ただし、紫外線やストレス、加齢などさまざまな原因でこのセラミドが減少してしまうと、細胞間脂質が崩れ、肌の免疫力が低下して、乾燥に傾いてしまうのです。わずか0.02ミリという薄い角質層をセラミドで満たすことがザラつきや乾燥の効果的な解消法となるのです。
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セラミド化粧品のメリットとは
肌の乾燥に良いと言われているコラーゲンやエラスチンなどの美容成分は実は経皮吸収されるのはごくわずかですが、セラミドはコスメで塗布することで角質層にダイレクトに届けることができる貴重な保湿成分でもあります。
セラミドの化粧水や美容液、クリームを使用することで不足しがちなこの成分をダイレクトに角質層の細胞間に届けることができるので、角質層を潤いで満たすことが出来るのです。
それと同時に柔らかい弾力を与え、外部からの刺激に強い抵抗力を持たせることができるので、アレルギーなどのトラブルから遠ざけることもできます。
乾燥肌が気になる方はセラミドが配合されたスキンケアアイテムを選ぶことが大切です。
セラミドコスメを使用したあとは油分でバリアーを
セラミドは角質層の奥までダイレクトに浸透して肌のうるおいを保ち、免疫力を高めることが出来る美容成分です。
ただし、角質が潤う効果はあっても、角質にとどまりにくいという成分でもあります。
そのためセラミドを使ってスキンケアをした後には必ず、美容オイルやクリームを使って肌表面にバリアーを張るようにしましょう。
セラミドの化粧水や美容液を使って潤いをチャージしたあとに、スクワランやオリーブオイル、アルガンオイルなどの美容オイルを表面に塗ることでセラミドが逃げるのを防ぎ、角質層のみずみずしさを長くキープすることができます。
このようなセラミドの特性を知って効果的にスキンケアすることができます。
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