髪の毛に良いとされる「椿油」の選び方とメリットやデメリットについてまとめてみました。購入後の失敗を防ぐためにも、椿油でのヘアケアを考えている方は参考にしてみてください。
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この記事の目次
椿油の選び方
【産地】
椿油は、原料に使用される産地や品種が異なります。
「伊豆大島(東京)、長崎五島(長崎)、桜島(鹿児島)」で採取される椿油は、良質な国産製品として知られていますが、製油所の減少によって国産の椿油は希少なオイルとなっています。そのため、ドラッグストア等では手に入りにくく、ネットでは在庫切れになっている事もあります。
【原料】
通常、国産椿油は「ヤブ椿」の種子から採取される油を意味しますが、椿油として販売されている製品の中には「カメリア種子油」を原料としている場合もあります。カメリア種子は、油茶と呼ばれるツバキ属の種子になるため、ヤブ椿の椿油とは成分が異なります。
カメリア種子油は、低価格ではあるものの中国が原産としている事が多いため、良質な椿油を使いたい方は”ヤブ椿100%”の製品を選ぶのがおすすめです。
【価格】
ヤブ椿100%の椿油は、100mlで約3,000円前後が相場となっています。
一方、カメリア種子油の椿油は、100mlで約1,000円前後と価格が異なります。
低価格で手頃な点が魅力的なカメリア種子油ですが、豊富なオレイン酸を含む良質な椿油はヤブ椿となります。
【精製方法】
良質な植物オイルを選ぶためには、精製法に注目しましょう。
加熱処理をした椿油と非加熱の椿油を比べると、非加熱処理の方が保湿力が2.5倍にもなるというデータがあります。つまり、椿油による美髪・美肌効果を得るなら、非加熱で精製された製品が品質が高いと言えます。
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メリットとデメリットは?
椿油のメリットは、植物オイルの中で”酸化しにくく長期保存が可能”である事です。
品質の劣化スピードが遅いため、開封後に焦って使い切る必要がありません。
一方、デメリットは見当たらないという意見が大きく、副作用の心配などはいりません。
ただし、椿油は成分の表示が紛らわしい製品が多いため、良質な椿油を見極めることが難しいと言えます。
例えば、原料に中国と書いてある製品は少ないのですが、低価格で販売されているカメリア種子油を原料とした椿油の多くは中国製です。また、カメリア種子油に国産のヤブ椿を少量混ぜた製品もあるため、まるで国産のヤブ椿100%のような誤解を招きやすいので注意しましょう。
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