2015年9月22日(Tue)
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クレーター肌は治るの?クレーター肌になる原因と特徴
肌のお手入れ / 2015年9月22日(Tue) / fine
この記事は約 5 分で読めます。
肌にクレーターができる原因についてですが、顔にできたニキビを潰したり、不衛生な手で何度も触ったりするとニキビが炎症を起こします。
ニキビは潰したほうが治りは早いと言われていますが、これは皮膚科医が適切な処置をした場合に限っての事です。
またニキビを潰すのは、炎症を起こしていないという条件もあります。
そもそもニキビができるのは、毛穴に詰まった角栓が炎症を起こした状態なので、必要以上に刺激を与えない方がいいのですが、つい気になってしまいニキビを何度も触ってしまいます。
ニキビが炎症を起こすと肌へのダメージは想像以上に大きく、ダメージを回復しきれずニキビのあった部分が陥没してしまいます。
これが月の表面にあるクレーターのように見える事から、クレーター肌などと呼ばれています。
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ニキビは治療できる事を知っておきましょう
ニキビができる人はなんとか早く治したいと思うので、自分でなんとかしようとします。
確かに市販されているニキビ用治療薬もある程度までは効き目も期待できますが、ニキビにも種類があるので、選ぶ薬を間違えてしまうとニキビを悪化させる可能性もあります。
炎症を起こす前の角栓の状態は白ニキビといって、毛穴に白い角栓が詰まっているのがわかる程度なので、この時に適切な処置をすれば意外と早く治ります。
角栓が空気に触れて酸化すると黒ニキビとなりますが、この場合も角栓を除去すれば悪化させる心配もありません。
しかし自己流で間違ったケアをすると、雑菌が入り込み炎症を起こすので赤身を帯びたニキビになります。
炎症がひどくなると膿を持つ事もありますが、赤ニキビとなった場合は出来るだけ触らず刺激を与えない事が大切です。
うっかり潰してしまえば毛穴へのダメージも大きくなり、その部分が陥没し、クレーター状になってしまいます。
こうなってしまった場合は皮膚科でニキビを治療してもらいましょう。
クレーター肌になりやすい人の特徴
ニキビができなければクレーターができる事もありません。
ニキビができやすい人はクレーター肌のリスクが高いと言っていいでしょう。
ニキビ肌用のスキンケアを徹底していれば、ニキビのできにくい肌に改善する事ができます。
乾燥肌の人や敏感肌の人は、肌のバリア機能が弱い傾向があるため、少しの刺激でも大きなダメージを受けてしまいます。
肌のターンオーバーも乱れがちなので、肌が硬くゴワつきます。
肌が硬い人は毛穴のダメージがそのまま残りやすいため、ニキビの炎症で毛穴が傷つくと陥没したまま再生できないのでクレーター状になってしまいます。
再生力は自己免疫力とも関係しているので、免疫力の弱い人はニキビも炎症を起こしやすく悪化しやすい傾向があります。
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クレーター肌は治らない?
1つでも毛穴のダメージがひどくクレーターができてしまうと、自力で解決するのは難しい状態です。
陥没している肌を再生させるには、レーザー治療やケミカルピーリングなど専門的なケアをしないと難しいでしょう。
レーザー治療は肌の奥に直接働きかける事ができますので、細胞を活性化させ、肌の再生力を導き出す効果が期待できます。
肌表面からのケアでは限界がある肌内部のコラーゲン生成をサポートする作用もあるので、内側から肌を元気にして再生力を高める事ができます。
陥没した肌はなかなか消せないものの、肌のターンオーバーを早める事で多少は回復の見込みがあります。
これにはケミカルピーリングがおすすめです。
フルーツ酸で古い角質を除去し、肌のターンオーバーを強制的に行う方法ですが、ターンオーバーが活発になると陥没した肌の再生も可能になります。
クレーター状になってしまったら、自己解決は難しいので専門家に相談するのがベストです。
まとめ
クレーター肌になってしまうと見た目にも凸凹としているのがわかりますし、手触りもかなり悪い状態です。
自分でもスキンケアの度に、凸凹とした肌を実感するのでコンプレックスになってしまう可能性もあります。
ニキビ跡がシミになる事も多いのですが、この場合はコンシーラーなどでも隠せます。
しかしクレーター状になってしまうと、肌が陥没しているのでコンシーラーでは隠せません。
どんなにファンデーションの厚塗りをしても、クレーターが目立ってしまいます。
一度クレーターができてしまうと自己解決はほぼ不可能と言っていいでしょう。
放置する期間が長いほど改善の見込みも低くなっていきますから、早めに皮膚科に行って治療をするのが賢い選択肢です。
既にクレーター状になっているなら出来るだけ早く皮膚科に行って治療を受けてください。
またこれからできるリスクを軽減するために、ニキビのできにくい肌作りも目指しましょう。
ニキビができている場合も出来るだけ触らず刺激を与えず、適切なケアをしてください。
ニキビができたら皮膚科に行くという習慣をつければ、悪化する前に治療できますので、クレーターになるリスクも軽減できます。
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