2016年5月16日(Mon)
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【紫外線予防】ダメージを受けない、残さない肌を作るために必要なこと
紫外線対策 / 2016年5月16日(Mon) / fine
この記事は約 5 分で読めます。
肌の老化の原因の8割は紫外線によるものだと言われています。美容と健康のために紫外線予防は必須の対策といえるでしょう。ですが、完全にダメージを受けずに生活することは困難です。ですから、「なるべく紫外線によるダメージを受けずに」、同時に「受けてしまったダメージを溜めない」ということを念頭に対策をします。
さて、具体的にはどのようにケアをしたら良いのでしょうか?
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この記事の目次
目指すのは、丈夫でリカバリー力のある肌
まず、適切なスキンケアで肌が本来持っているバリア機能を高めます。この機能が低下すると、外部からの刺激をブロックする力が弱まるため、同じ紫外線量でも、皮膚はより大きなダメージを受けることになってしまいます。ダメージは更なる機能低下を招きますので、このケアはとても重要です。併せて、UV対策用品を用いて紫外線を防御します。この2つが予防対策の両輪になります。
また、受けてしまった紫外線ダメージには、肌細胞の代謝を促すマッサージや運動、生活習慣の見直しなどで対策を図ります。
以下に具体的な方法を紹介します。これらを日常的に、年間を通じて行うようにします。
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肌本来のバリア機能を高める①〜適切な洗顔による衛生管理〜
健康な肌細胞を作るために、洗顔ではメイクや皮脂、古くなった角質や埃などをきっちり落とします。この時、洗顔剤・クレンジング剤の使い方に気を付けます。これらの主成分である界面活性剤には、メイクや皮脂といった油性成分と洗い流す水とを馴染ませる働きがあるのですが、長時間使用すると必要な皮脂も奪ってしまい、肌本来のバリア機能を低下させてしまいます。汚れを浮かせたら素早く落とすことが大切です。また、汚れに合った洗顔剤・クレンジング剤を選ぶことも重要です。例えばオイルタイプのクレンジング剤は、クリームタイプや乳液タイプのクレンジング剤よりも界面活性剤の含有量が多いため、濃いメイクを落とす時など、強い洗浄力が必要な場合に限って使うようにします。
肌本来のバリア機能を高める②〜保湿〜
洗顔後は、ヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸などを配合した化粧水や美容液を使用し、その後に油分の多い乳液やクリームを塗布することで水分の蒸発を防ぎます。皮膚の最上層の角質層が15-20%の水分を含んでいる状態が健康であると言われています。それ以下になると肌が乾燥した状態になり、これも肌のバリア機能低下につながります。いつもより乾燥していると感じたら、普段のケアに保湿用シートマスクやパックなどをプラスするなどスペシャルケアを行うと良いでしょう。
紫外線を積極的にガードする
外出時(屋内で日差しを浴びる場合も含む)には、サンスクリーン剤を利用します。自分の肌に合ったものをムラなくしっかり塗り、こまめに塗り直しをするようにします。UV対策された日傘・帽子・手袋・ストールなども使用します。便利な移動式木陰と考え積極的に取り入れるようにしましょう。紫外線による白内障予防に、眼はサングラスでカバーします。可能であれば、紫外線の強い時間帯を避けて外出したりできると良いですね。
それでも受けてしまったダメージは
表皮の一番奥の基底層で細胞分裂した表皮細胞は、少しずつ一番外の角質層まで押し上げられ最後は剝がれ落ちます。紫外線を受けて痛んでしまった肌細胞も、いずれこうして他の細胞に取って代わられるのですが、こうした代謝サイクルの周期は、加齢や紫外線ダメージなどにより長くなっていきます。代謝サイクルを正常な周期に少しでも近づけることが、肌機能の早い回復につながり、それを助けてくれるのがマッサージや入浴・適度な運動です。これらは血行とリンパの流れをよくし、肌の新陳代謝を促進してくれるのです。尚、肌の代謝サイクルは、日々の適切なスキンケアによっても正常に保たれやすくなります。双方の対策により相乗効果が期待できるというわけです。
日々の生活習慣からも紫外線対策!
肌に一番即効性があるのは、実は睡眠ではないかと日頃感じている方も多いのではないでしょうか?気持ち良く熟睡できた翌朝は、肌の色ツヤが違う…そう感じるのは決して気のせいではありません。リラックスした状態で深い眠りに入ると成長ホルモンが分泌され、それが細胞分裂を活性化、同時に日中に受けたダメージを修復しようと新陳代謝を促してくれるのです。
また、食習慣も大切です。肌に送り届けられる栄養素の元は日々の食事です。栄養バランスの取れた食事を摂るようにします。
そして最後に、現代社会ではなかなか難しいことですが、日々なるべく気持ち良く過ごすこと。ストレスによる自律神経の乱れは肌荒れを引き起こし、バリア機能を低下させてしまいます。趣味や運動で発散するなど、ストレスを溜めこまない習慣を身につけたいものですね。
最後に
昨今、紫外線より波長が長く、皮膚の深層(真皮の最奥)まで到達し影響を与える、近赤外線についても研究が進んでいます。近赤外線・紫外線双方をカットするクリームも市販され始め、日傘や帽子、衣類で覆うなどの対策は、近赤外線に対しても一定の効果があると言われています。予防と回復というアプローチはこちらにおいても定石と言えそうです。
私の場合、美容やアンチエイジングのためだけでなく健康でいるために、紫外線対策を実践しています。肌の調子が良いとそれだけでその日一日気分良く過ごせたりして、自然と活動的になり、笑顔も増え、心身ともに良い循環が生まれるように実感しています。逆に肌の調子が悪いなと感じた時は生活習慣を振り返ってみたり…。あまり神経質にならないように心掛けながら、日々肌と向き合っています。
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